深まる秋を背景に ー6年生修学旅行ー
11月19日(水)から2日間の日程で6年生が修学旅行に出かけました。
初日は鎌倉では班別の自由散策を行いました。各班は自分たちで立てた計画をもとに江ノ島水族館を目指します。思いどおりにいかない部分もありましたが、班員で協力しながら全員が無事に到着できました。古都の風情を十代の感性で感じ取ったようです。江ノ島水族館で可愛くて賢いイルカショーをたっぷり楽しんだ後は、ホテルに向かいました。
ホテルでは、海の食材を使用した夕食に舌鼓。旅先で友と囲む夕食は最も楽しい思い出の一つです。
夕食後は寄木細工つくりにも挑戦し、伝統文化に触れました。全員が自覚をもって行動し、公共の場所でのルールを守りながら自律した生活ができました。
2日目は箱根関所を見学し、海賊船に乗りました。湖上は風が吹き、山中の冷たさが身に沁みましたが、小さな船旅に大喜び。40分の海賊気分を存分に味わいました。
最後の見学場所は「箱根彫刻の森美術館」です。レストランのビュッフェに目を輝かせ、次々に料理をとっていきます。お皿は色とりどりの料理ですぐにいっぱいになりました。おなかも満足した後は、アスレチックを模した芸術施設やピカソを題材にした展示館などを巡り、表現と思想の世界を探訪しました。各所で感動と驚きの声があがりました。
そして、帰路。児童からは「もう少し続けたかった」「終わってほしくない」との声も。
大切な日常があるからこそ、「非日常」がより輝いて見えるものです。公共心、計画性、臨機応変に対処する力、コミュニケーション力…一言では言い表せない、学びに溢れた2日間でとなりました。